書き起こしツール&NotebookLM活用術
私はフリートークレッスンを録画(オンライン)または録音(対面)し、後からフィードバックに活用しています。もちろん、学習者には事前に「録音(録画)してもよろしいですか?」と許可を得ています。
初級者と中上級者では、同じ時間内でも話す量が大きく異なります。初級の初期段階では、話しながらリアルタイムで書き起こしができる程度のスピードですが、初中級レベルになると、タイピングに集中しすぎると会話の流れが途切れてしまいます。私も会話を引き出すことに集中したいので、録音は後から聴き直して学習者へのフィードバックや自己の改善点を確認しています。
録音は学習者とも共有しており、その際はVocaroo.comに一度アップロードしてリンクを共有しています(ドライブ容量を圧迫しないため)。
書き起こし
すべて話した内容を書き起こす必要はありませんが、話した内容、新しい表現、直した方がいいところ、良かったところ、などをフィードバックで後から送付し、復習できるようにして重宝されています。かといって全て聴き直すのは非常に時間がかかります。そこで、音声ファイルから自動で書き起こしをする機能を活用するようになりました。
おすすめの書き起こしツール3選
ボイスメモアプリで対面トークを録音すると、アプリ内で書き起こし機能が使えます。共有前に「背景の音をクリアにする」機能もオンにしています。
- メリット: iPhoneユーザーなら追加アプリ不要で手軽
- 用途: 対面レッスンの録音と即時書き起こし
メニューの「ディクテーション」の下にある【∨】マークをクリックすると、【ディクテーション】と【トランスクリプト】の選択肢が表示されます。【トランスクリプト】を選択すると、文書の右側にウィンドウが開きます。
使い方:
- 【音声をアップロード】をクリック
- 【言語設定】で日本語を選択
- 書き起こし開始
Wordの利点:
- 話者の区別が可能
- タイムスタンプの挿入オプションあり
- 書き起こし部分にカーソルを置くと、音声ファイルのその箇所を再生できるため、誤字の修正がスムーズ
NotebookLMは音声だけでなく動画ファイルからも書き起こしが可能です。
使い方:
- 左側の【Add sources】で音声ファイルをアップロード
- ファイル名をクリックするとファイル名の下に書き起こしが表示される
- 1つのNotebookに最大50ファイルまでアップロード可能
NotebookLMの活用法
アップロードした音声ファイルを選択し、以下のような例えばプロンプトを入力すると、AIが内容を分析してまとめてくれます(ただし、私の感覚から言うとかなり甘いFBです):
「これは日本語学習者Aと教師Bのフリートークレッスンです。学習者へのフィードバック(イタリア語)と教師へのフィードバック(日本語)、学習者のレベル判定(CEFRとJLPT)をお願いします。」
この機能を活用することで、フィードバック作成の効率が大幅に向上しました。ちなみにPCなどの辞書登録で上記のプロンプトを登録しておくとタイピングが最小限で済みます。
また、同じ学習者がどのように上達してきたかをNotebookLMで管理することもできます。
仲介語を入れてレッスンをする(私の場合、イタリア語で説明を加える)場合、書き起こし自体がうまくいかなくても、プロンプトでうまく書き起こしを書き換えてくれます。下に、例を添付します。
| これは、上のプロンプト例だけで、イタリア語を認識してくれた例です |
| これはイタリア語で文法などの説明をしている部分の書き起こしです。 元の書き起こしは意味不明なイタリア語になっているところがあります(赤線)が、それをAIで分析して下のように、日本語部分をきちんと認識しています。 |
まとめ
書き起こしツールを活用することで:
- フリートーク中は会話に集中できる
- 後から効率的にフィードバックを作成できる
- 学習者にも復習資料を提供できる
皆さんもぜひ試してみてください!

コメント
コメントを投稿