Tadokuのすすめ
Tadokuサイトを作った経緯は、下の方に書いてあります。見やすいようにリンクを初めに載せておきます。
Tadokuサイト(学習者さんの母語に合わせてご紹介ください)
英語版 (English Version)
フランス語版 (Version française)
ドイツ語版 (Deutsche Fassung)
スペイン語版 (Versión española)
中国語(簡体)版 (简体中文版)
韓国語版(한국어 버전)
フィンランド語版(Suomenkielinen versio)
ベトナム語版 (tiếng việt)
インプット(Input)は大切です。
とはいえ、「読む」という動作は「聴く」という動作よりも、少しハードルが高い、という気もします。聞きっぱなし、聴きながら何かをする、ということはできても、読みながら他のことをするのは至難の業です。
読むインプットのひとつにTadokuがあります。無料で読める日本語学習者用の読み物が掲載されたサイトを学習者に紹介するとともに、それを読んだ感想を同じ学習者同士で母語で共有できたら、もっと多読がすすむのではないかとおもい、レビューを共有する試みを始めました。
レビューは「面白かった」「つまらなかった」「難しかった」など、簡単なコメントでもいいし、「こんなところが面白かった」「日本語が難しすぎた」という感想でも、なんでも構いません。レビューはあえて母語で書くことでシェアする側も、シェアを見る側も気軽にアクセスできるのではないかと、母語で書くことを勧めます。
多読は学習ではありますが、勉強ではありません。わからない言葉を調べてもいいし調べなくても構いません。内容がちゃんとわかったか確かめる必要はありません。楽しく読む、数をこなす、ことで少しでもインプットを増やすことが、結果的に学習になります。授業で新しい単語が出てきた時に、「あ、これ、多読で読んだ本にも出てきた!(実際に私の生徒から出たコメントです)」というコメントがあると、ひょっとしたら他の生徒にも多読が伝染するかもしれません。
私の学習者には、「簡単すぎると思っても自分のレベルより下かな、と思うレベルから始めてみてください。すいすい読めたとしても、ひとつかふたつ知らない単語があるかもしれませんから。自分の10の能力が読み終わった時に11になっているのが理想です」と紹介しています。
私のクラスで紹介して気づいたことをここに書きました。
みなさんの学習者に紹介されるときは、世界中の日本語学習者とシェアするから、個人情報などはのせないでニックネームで記入してもらうように(一応サイトにも書いてありますが)、念押ししてください。
各国語のページはDeepLなどの翻訳ツールを使いましたので、もし翻訳が間違っていることにお気づきでしたら、お手数ですがご一報よろしくお願いいたします。
他の言語を付け加えたい、とか、こういうふうにしたほうがいい、というようなご示唆もいただけると嬉しいです。
日本語教師の方からのレビューももちろん大歓迎です。
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