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5月, 2022の投稿を表示しています

Skypeに慣れた生徒にZoom使ってみた結果

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通常グループレッスンは無料のSkypeを使っています。 しかしながら、オンラインイベントを行うために1ヶ月プロアカウントを購入したので、生徒たちにもZoomを使ってもらって使い勝手についてのフィードバックをもらいました。 各クラス2〜3回使用 BORは使ったり使わなかったり フィードバックは無記名 各レッスンの後にフィードバックを書いてもらったので回答は延べ人数 回答していない人もあり まずは結論から。 ZoomとSkype、どちらの方がいいですか? 青色=Skype、赤色=Zoom、残りは「わからない」「どちらでもいい」 見事に同点でした。 Zoomアプリ?ブラウザーから? 36.4%の人がブラウザーでZoomを使用していることがわかりました。私は自分がアプリを使っているので意外でした。 ブラウザーの内訳はChrome/Firefox(35.3%ずつ)、Edge(17.6%)、Safari(11.8%) 生徒の中にはTablet(iPad含む)とスマホで授業を受ける人もいます。iPadの生徒はBORでの移動ができず、メインルームに1グループ残ってもらったこともあります。 Zoomで起こった問題点 iPadなどでのBOR移動ができない 音声に接続できない(Wifi/モバイル通信に接続する過程で失敗) なぜか毎回重複参加(デバイスを二つ使ってるわけではないのに) BORから出る時まちがえてMeetingから退出してしまう BORから出た途端に(その人の)Zoom自体が勝手に閉じてしまう BORからメインルームに戻った時にボリュームが小さくなる Zoomの方が優れていると指摘された点 画面共有の際の画質がいい Skypeの方が優れていると指摘された点 録画がすぐにチャット欄に保存され、それを自分のデバイスにすぐに保存できる ということで、Skypeに慣れた生徒からはZoomでもSkypeでもどちらでもいい、という結果になりました。 私(教師側)から見た使い勝手 Zoomの方がいい点 iPadをホワイトボードとして使うときの画面共有が簡単(Skypeの時はiPadもSkypeアカウントで参加。ただし、私の場合はMacBookが古すぎてSidecar機能が使えないから、という理由もあります) BORを開くのが簡単 自分しか教室を開けない。(Skypeはグループ内の誰でも通話

Skypeは結構使える!

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Zoomが 2022年5月2日から 1対1ミーティングでも40分限定になるという知らせが! (この記事は2022年5月1日にWordPressブログに投稿したものを引越ししたものです。) Izumi Massa日本語教室では2020年3月9日からオンラインレッスンをSkypeで行っています。ひとコマ90分だったため有料サービスのZoomは最終手段(いつまでオンラインが続くかわからなかったから)として、すぐに使えて無料のオンラインミーティングサービスを検索した時にヒットしたのがSkypeでした。 Skypeは90年代後半から2000年代前半に日本の家族と1対1通話するのにPC同士で使っていましたが、FacetimeやLine通話を使い出してからは、ほとんど使っていませんでした。日本の固定電話に電話をかけなければならない時に使う程度でしたが、知らないうちにMicrosoftに買収されて進化していました。 2年あまり、オンラインレッスン(グループ、個人)に使っていて気づいたSkypeの利点と欠点を書き出してみます。 と、その前にこの動画とっても面白いので見てください 注1:私の動画ではありません。 注2:パロディですよ〜(念のため) ↑ 楽しんでいただけましたか? では、真面目な話に戻ります。ちなみに下記の機能はすべて 無料 です!そうです!無料です!お財布の紐をしっかり引き締めてご覧ください。 Skypeのサイトの機能の説明 私から見たSkypeの利点 100人までグループ通話可能 1対1通話で広まったSkypeがなんと100人までグループ通話できるんです。びっくりしましたか?私の場合は、クラスの参加人数が最大で28人でした。 チャットグループは最大50人のようです。 データ量は少なめ 90分の授業を画面共有で行って700MBぐらいでした。60分だと500MB前後です。いろいろ調べましたが、ほかのプラットフォームと比べても優秀な方だと思います。(参照: https://www.calling.fun/introduction/web-meeting/traffic-of-web-conference/ URLでグループ通話に参加できる 次の場合に使いました。 生徒に最初に登録してもらう時、リンクをクリックすると自動的にグループに入ることができる。 日本語教室の説明会、他

一時帰国で通信方法どうするか(海外在住者用SIMカード情報)

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いろいろ調べました。ひとり帰国なのでそれほどの端数にこだわる気はないのですが、調べ始めると止まらなくてこんな風に表まで作ってしまいました。 Notion一時帰国SIM 調べ  (Filter機能も使えます) 私のチェックポイントは大体次の5点です。 支払い方法(海外のクレカOK) 本人確認書類(マイナンバーや住民票や日本の免許証はダメ) 受け取り方法(空港かホテル) 金額(1ヶ月3000円ぐらい) 可能通信量(30日で5GBは欲しい) 日本人の一時帰国のブログなどいろいろ調べていたのですが、ふとイタリア人が日本に行く時はどうするのかな、とイタリア語で検索してみるとお得な情報がありました。 いろいろなサイトに Japan-wifi.com が出てきたのですが 、なかでも このサイト には 42%の割引コード がありました。(割引コードは随時変わるかもしれませんのでサイトでご確認ください。)おまけに、私がみた時期は 配送料500円が無料 になっているキャンペーンをやっていました。このJapan-Wifiは、 Trustpilot といういろいろなレビュー情報がのっているサイトで念のため調べてみましたが、問題なさそうです。( Japan-wifi のリンクが切れていましたので更新しました。2022/11/25) 【eSIM対応端末専用】Nippon eSIM for Japan 日本国内用 180日間 15GB プリペイドsim (使い切っても利用期間内は最大128kbps) データ通信専用 4G-LTE/eSIM/NTTドコモ通信網/シムフリー端末のみ対応/多言語マニュアル付/安心国内メーカーサポート(日本語、英語、中国語) SIMを受け取る方法は、指定住所(実家など)、ホテル、空港と3つありますが、空港の場合受付時間が18時までとなっていましたので、念のためホテル受け取りにしようと一応ホテルの方に「受け取ってもらえますか」と確認メールを入れ、「いいですよ〜」の確認返事をもらいました。 ちょうどその頃、「iPhone13で eSIM をデュアルで使用可能って書いてあるから eSIM 買ったのに使えない!」という情報があって急いで調べると、なんとこんなことが! 中国、香港、マカオの方は十分お気をつけください。(状況は変わるかもしれませんので各自アップ

個人面談(会話)の導入

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当日本語教室は2020年3月よりほぼ完全オンライン化となりました。経緯は、 Twitter でもご覧になれます。 面談(個人会話)の導入 私の日本語教室は10月から5月までなのですが、2020年3月(ロックダウン)から5月まで約3ヶ月間のぶっつけ本番みたいなオンラインレッスンを終えて、次の年度のオンライン授業を考え直し、個人面談を取り入れることにしました。いちばんの理由はオンラインで雑談を含めた学習者とのやりとり、会話(日本語/イタリア語)が少なくなって「繋がり」が感じられないことに、双方(教師側と生徒側)が少し違和感/フラストレーションを感じていたからだと思います。当時は対面のクラスがいきなり全面オンラインになったので、なおさら強く感じられました。 フェーズ1 年度が変わり、授業携帯を見直す際に、授業時間は雑談や小テストをなくし一回の レッスンを90分から60分に縮小 し、そのかわりに月に 一回20分 程度の個人面談ならぬ、会話レッスンをこちらが提示する時間の中で予約してもらうことにしました。実際には個人ではなく教師1人対生徒2人の3人会話でした。 (イタリアは個人の教室が対面で授業を行える状況になるまでに相当時間がかかりましたので、最初の頃は面談もすべてオンラインでした。)最初は、それまでも使ったことがある Doodle で、こちらが提示する時間帯の中から3つほど各生徒に選んでもらい、それを見ながら同じレベルの生徒を2人組み合わせて私が「この日時でやりますがいいですか」と確認してやっていました。これが結構大変で、こんな感じでDoodleの表とにらめっこしてやっていました。 「個人面談」を「セミ個人面談」と称して 生徒2人対先生1人 の形式を取っていた理由は 新入生(レベル1=ゼロ初級)が他の仲間と少しでも「顔見知り」になるため 人数が多くてこなせる気がしなかったので、2人まとめてやることで時間を節約するため 他の学習者に質問したりその答えを聞くことで自分のレベルと比較してもらうため でした。もともと友達と一緒に受講していてその友達といっしょに面談を希望する場合はもちろん、それもOKです。 フェーズ2 自分自身の時間の都合+2人の生徒の時間調整に時間がかかり面倒でいろいろなアプリを試したりしましたが、それならいっその