Sevilla(セビーリャ)でオススメ観光情報

前置き

Sevillaという町の発音からしてセビリア、セビーリャ、セビージャなどいろいろありますが、私がスペインで耳で聴いて一番近そうな発音セビーリャで統一したいと思います。

セビーリャ訪問は2回目なのですが、前回は2018年でレンタカーでほかの街も回ったので、セビーリャではアルカサルの行ったことぐらいしか記憶にない程度でした。ですからアルカサル以外で良かったところを記したいと思います。フラメンコも前回見たので今回はいいかな、と思ったのですが、やっぱり見に行ってしまいました。今回は前回気づかなかったことなど交えて記していきたいと思います。

目次

  1. ホテル
  2. 気候
  3. 観光場所
    1. セビーリャ美術館
    2. スペイン広場
    3. セビーリャ軍事史博物館
    4. インディアス総合古文書館
    5. 黄金塔
    6. エンカルナシオン広場
  4. 交通機関
  5. 水分補給 
  6. フラメンコ
  7. 食べ物

1. ホテル 

セビーリャのホテルはマドリッドやバルセロナに比べると随分安めです。Bookingで下のホテルを2ヶ月前に予約しましたが四つ星ホテルなのに一泊ダブルルーム80ユーロ強で、随分お得感があふれていました。(ちなみに前々日ぐらいにまだ部屋が余っていると55ユーロぐらいでオファーが出るみたいです!)

Hotel Cervantes ⭐️⭐️⭐️⭐️

  • 主要モニュメントまで徒歩10分
  • 朝食12ユーロ
  • アメニティー:ミネラルウォーター、ティッシュ、シャンプー、ボデーソープ、固形石鹸、靴磨きスポンジ
  • チェックイン12:00〜 チェックアウト〜12:00
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モニュメントがある中心街からちょっと離れていますが徒歩10分以内ですし、治安的にも問題なく夜も静かな場所にあります。スタッフも感じよかったです。部屋は正直いってバスルームはリノベートした方がいいかな(でもバスタブがあります)と思いましたが、その他特に問題ありませんでした。

コーヒールームが開放されていて夜11時まで自由にコーヒーマシンが使えますし、中庭のテーブルで本を読んでいる人もいました。

朝食はひとり12ユーロでしたが、私は外で朝食をとりましたので内容は分かりません。「掃除してください」の札をかけておくのを忘れた時はベッドメーキングだけされていました。どこのホテルもそうですが基本的に下に置いてないタオルは交換されませんので交換して欲しい時は、床かバスタブの中に置くといいです。枕は普通サイズと長いサイズが予め置いてありました。毎日ひとり水一本(500ml)の補給がありました。良かったのはチェックインもチェックアウトも12:00だったことで、私はお昼に到着したのですが、すぐにチェックインして部屋に入れましたし、チェックアウトも12時というのは助かりました。もちろん、チェックアウト後に荷物を預かってもらう(無料)こともできます。

他にもこのホテルの近くにも良さそうなホテルがありました。

Hotel Ateneo Sevilla ⭐️⭐️⭐️⭐️ (上記のホテルより若干高いです。カフェがある広場が前にあるので少し騒がしいかもしれません)

前回はグループ旅行だったので、アパートタイプを利用したのですが、とても素敵なところでしたので参考までに(2018年)

Lux Castelar 19 

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2. 気候
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セビーリャの気候は例えばこのサイトなど参考にしてもらうといいと思いますが、私が滞在した時は通常より暑かったようで、予報では最高気温が40度の日もあったほどでした。気温の移り変わりを見ると18ー20時ごろが最高気温で午後にどんどん上がって日没(夏は22時近く)とともに涼しくなります。午後はホテルに戻って昼寝したり、デパートや店の中でぶらぶらしたりして暑さを凌ぎました。とはいえ、日中は湿度は低くセビーリャの街中の道は日陰になっているところが多いので、そういうところを選んで歩けば、日本の夏よりはよほど過ごしやすいかと思います。流石に気温40度の時は日陰でも気温は高いので顔がほてる感じがしました。基本的に店の中はどこもエアコンが効いています(そして開けっぱなし)ので、寒がりの私には薄手のカーディガンは必須でした。日が当たるところでは、晴雨兼用の折り畳み傘を使いました。

3. 観光場所

どこに行っても入場料が15ー20ユーロするのですが今回入場料が安く(別に狙ったわけではないのですが)内容も良かったところを挙げます。基本的に館内の案内や説明はスペイン語か英語のみのところが多かったです。

a. Museo de Bellas Artes de Sevilla (セビーリャ美術館)
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ここは入場料がなんと1.5ユーロと安いのですがヨーロッパ民はタダで、滞在許可証を見せると私もタダでした。1階と2階にふんだんにスペイン画家(セビーリャ関連)がこれでもか、というほどあります。美術に疎い私でも感嘆しました。おまけに予約など不要で人もまばらで、写真もフラッシュを使わなければ撮影OK、柵などもないので作品を非常に近くから見ることができます。中に日本にゆかりのある宣教師についての記載もありました。

b. Plaza de España (スペイン広場)
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半円形の建物がひろばのまわりに建てられているのですが、絶景でした。暑い快晴の日でしたが建物の中(半野外)を歩くことができるので、日に当たらずに半周することができます。時々その上の階に上がることができて、景観がいいのでそれをバックに撮影している人も多くいました。合法かどうか分かりませんがちょうどいい感覚で、ギターを持って歌ったり、カスタネットを鳴らしたり、フラメンコを踊ったりする人などもいていい雰囲気を醸し出しています。端の方には白鳥もいる池がありました。

c. Istituto de Historia y Cultura Militar (セビーリャ軍事史博物館)
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スペイン広場の周りを囲む建物には公的オフィスが入っているのですが、その中の一つにこの博物館があります。なんと入場無料です。スペインの軍事史ですから兵器などの陳列もありますので、苦手な人もいるかもしれません。日本の鉄砲の展示もありました。私はそこで臼砲を初めて見ました。因みに臼砲を知ったのはクラッシュオブクランというゲームに中です。ここも小さいスペースですが2階分の展示がありました。もう一つ上の階では工事をしていたのでもしかしたらもう一階分あるのかもしれません。

d. Archivio general de Indias (インディアス総合古文書館)

ここも入場無料です。ガイドに連れられたグループも見かけました。1階(少し)と2階に展示があります。1階には日本語の古文書もありびっくりしました。いわゆるスペインの植民地化の歴史でもあると思います。コロンブスのこと、イタリアのマルコポーロに影響を受けたことなど、説明されていました。展示物はそれほど多くないのですが建物自体も立派でそれを見るだけでも面白いと思います。

e. Torre del oro (黄金塔)

塔自体の形もユニークでいいのですが、中に入れます。上にも登れます。入場料は書かれていなくて好きな金額を『寄付』という名目で払います。現金ではなくカード払いのみという変わった形態です。私は独断でひとり2ユーロを『寄付』しました。中にはコロンブスの後にスペイン人がさらに世界一周をした航路なども書かれていて面白いと思いました。階段で塔の上まで登ることができて、一番上から、川を見下ろしたり、旧市街の建物を見ることができます。



f. Plaza de la Encarnación (エンカルナシオン広場)
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メトロポールパラソル(setas de Sevilla セビーリャのキノコ)がシンボルとなっている広場です。階段状になっているのでそこに座ってのんびりしている人がいて、階段の下では誰かが演奏したり歌っているという感じです。パラソルの上には登ることもできます(16ユーロ)。私は登らなかったのですがどの時間帯でも綺麗な街全体の景観が見られることだと思います(夜も登れる)

階段から見えた夕焼けの写真です(午後9時半)



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4. 交通機関

セビーリャの旧市街はそれほど大きくないので、十分歩いて回れますが、地下鉄とバスと路面電車もあります。私はバスしか利用しなかったのですが。ツーリストパスもあるようです。私は乗る時にクレカをピッとして乗りました。前から乗るのでどこにピッとやるかは運転手さんが教えてくれました。Apple Payももちろん使えます。

タクシーに関しては、空港とホテルの往復でしか使いませんでしたが、結構割安だと思います。空港までの片道も32ユーロぐらいでした。

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5. 水分補給

熱中症にならないように水分摂取には気をつけていたので普段あまり水を飲まない私でも水500mlぐらいはすぐに飲み干してしまいました。街中に小さいスーパー(Carrefour Express等)やキオスクなどありますので、なくなったらその都度買えばいいと思います。たまに自販機もありました。それから熱中症予防にはなりませんが、ビールが小さいの(cerveza pequeñita セルヴェサペケニータ)は2-2.5ユーロで、休憩がてら時々ビールを飲みました。大体、簡単なおつまみも一緒に出されます。

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6. フラメンコ

前回、町のフラメンコ劇場(Tablao Flamenco El Arenal)でドリンク付きのショーを見たのですが、今回はホテルで紹介された夕食付きフラメンコショー(Tablao Flamenco El Palacio Andaluz)を見にいきました。夕食付きで76ユーロ(ホテル割引、飲み物込み)でした。前に見たところより大きな劇場で、料理も美味しかったです。もちろん観光客向けですが、伝統的なフラメンコに合わせて創作フラメンコなど嗜好を凝らして90分たっぷりのショーでした。私個人的には、フラメンコの踊りもそうですが歌を聞くのが好きで、たっぷり聞くことができました。マドリッドの小さなフラメンコ劇場で汗が飛んでくるぐらい近くで見るのもよし、劇場でゆったり鑑賞するもよし、食事が美味しければ食事付きもよし、です。

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7. 食べ物

基本的に何を食べても美味しいと思います。素材(肉魚野菜)がいいので私はシンプルな料理が好きです。セビーリャの名物としては煮込んだ肉、サルモレホ(salmorejo ガスパチョよりクリーミー)、魚介類のフリットなどがあります。昼食も夕食も時間が遅め(観光客に合わせて少し早めになっているところもある)ですが、そういう時はTapasのお店で何かつまんだり、食前酒などをのんで時間調整がおすすめです。メニューにTapa(小皿)と食事(普通の一皿)の値段が二つ書かれていることがあります。
なかなか良かったところを参考のために記します。

レストラン/タパス/スイーツ

  • El Traga ちょっとおしゃれなレストランです。ランチ、予約なしでも大丈夫でした。
  • Cinco Jotas イベリコ豚の最高級品シンコホタスの料理が楽しめます。生ハムがお好きな方は是非!
  • Postiguillo 郷土料理、タパスなど。ランチ、予約なしでも大丈夫でしたが混んでいました。
  • Bar Gallito タパス中心のお店です。お手軽値段で美味しかったです。
  • Taberna Coloniales タパスも食事もできます。お手軽で美味しかったです。
  • Kukuchurro チュロス専門店。チョコソース付き、ソースなし、などいろいろ。5本入り(3ユーロ)を買いましたが、長〜いので一人で食べきれませんでした。ソースなしだとお砂糖がまぶされていないので甘くないです。
  • De Nata ナタというポルトガル起源のクリームパイのようなお菓子の専門店です。ぜひ焼きたてを!
  • Café Santa Marta Bar 行ってないんですが行ってみたかったカジュアルなところ。ホテルの近くだったので朝食と夕食の時間帯に何度か通りかかったのですが、広場にテーブルを出していて、色々な年齢の人で混みあっていました。

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また、何か思い出したら書き足します。


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